断固、森を守る

¥1,200 (税別)

日本の林業は危機に瀕している。
苗木が商品になるまで生長するのは50年後という長い製造サイクル、国内需要や国際情勢で大きく乱高下する販売価格、危険を伴う山林管理などが敬遠され、林業は地味で儲からない“日の当たらない”産業とされてから久しい。山はますます荒廃し、国土の保全という観点から見ても、森林は危機に直面している。著者は、大分県日田地方で代々林業を営む現場の第一人者。現在の日本が抱える林業経営の問題点を、現場レベルからわかりやすく指摘し、抜本的対応策を提言する。
国土の約3分の2を、森林という貴重な資源に恵まれた日本。本書は、日本の将来を考えるための、絶好の必読書である。

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